まずは安心してもらい、信用と信頼を得られるかどうか

安心、信用と信頼の言葉の意味について調べると、以下のように出てきました。何となく日常的に使っている言葉ですが、改めて調べてみると、そういう意味だったんだと気付かされることは多いです。

安心:物事が安全・完全で、人に不安を感じさせないこと
信用:過去の実績・能力を根拠とする客観的な評価
信頼:未来への行動に期待し、信じること

なぜこの3つの言葉の意味を調べたかというと、この記事の表題にあるように、最善の結果を得るために考動するうえで「まずは安心してもらい、信用と信頼を得られるかどうか」がとても大切なことで、この順番も重要だなと、日々感じているからです。

ん?
誰から得るの?

それは、お客様を始めとする自分以外の周囲(同僚や上司、社外のパートナーも含めて)から、自分自身が、です。特に、初対面の相手や初めて新規に取引する相手の場合、まずはどんな相手なのか詳しく知らないので、お互いに不安な気持ちを抱きませんか?

お互いの間の空間には見えない壁が存在し、心の扉は閉められている状態で、いきなり自己開示もしなければ、相手の様子や出方を伺いながら、怪しくないか?と自分にとって敵か味方か、危険か安全なのかを測ろうとします。これは生物としての防衛本能でしょうね。

まず最初の考動は、相手に安心してもらうことから始まります。こちらから先に自己紹介等で自己開示して、怪しくないから(履いてますから)安心してください!と、相手の不安を解消して、少しずつ心の扉を開いていきます。

安心してもらえたら終わりではなく、次は信用してもらう段階です。これまでの自分の実績やその実績を出すために行なった考動等を説明したりで、“相手が心の中で隠し持っている、信用に対する評価基準”を上回ることが大事なポイントです。

ここまできたら、あとは相手の感情を信頼まで持っていけるかどうかです。ところが、相手からの信頼は簡単には得られません。安心してもらい、信用してもらえたことで、「これをお願いしたい」と依頼され、任されることが出てきます。そこで、相手から任された役割や仕事を一つずつキチンと完成させていくと、相手の中で徐々に『これから先の未来に対する期待』といった信頼の貯金が貯まっていき、それの貯金が“相手が心の中で持っている、信頼に対する評価基準”を上回ったときに信頼が得られると。

これは仕事だけの話ではなく、日常の多くの人間関係でも言える流れであって、さらには採用選考の場でも関係してくる内容だったりもします。時にはお互いの波長が合って短期間で意気投合する場合もありますが、ほとんどの場合は相手から信頼を得るまでに時間も労力も必要です。

大変ありがたいことに、そしてうれしいことに、当社のお客様からは、担当する従業員に信頼を寄せて頂き、温かいお言葉を頂戴しています。そして、「これからも引き続くよろしく!」と、継続したお取引きを頂戴しています。

これもひとえに、お客様と、それらのお客様を担当する従業員の御陰です。ありがとう!

私自身も信頼を得られる人になりたいし、もっともっと努力が必要だと思っています。当社の従業員には、さらに信頼されるようになってもらいたい。また、今まさにこのブログを読んでくださった、これから仲間に加わるかもしれない皆さんにも、そうなってもらいたいですし、そんな人たちと一緒にもっとイキイキ、ワクワクしながら仕事がしたいです。

これって贅沢なことを言っていますかね?
皆さまのご応募をお待ちしています!