プロになるには、一定の時間数が必要なこともわかっている

今回も、「プロフェッショナル」は、人一倍『時間』という存在を意識していますし、『時間は有限』ということを前提に考動している話の続きです。

さらに言えば、良い結果を出すためには、出せるようになるには、それ相当の時間数も必要になることを知っています。

話は変わりますが、『脳ミソ』はそもそも怠け者で、誘惑に弱く、サボろうとしたがるのだそうです。人間の脳ミソは多機能で、考えることができ、理性を持ち、優秀なんだ、というわけではないんですって。

むしろ、いつもと違うコトや新しい挑戦を避け、決まりきったルーティンを好み、少しでも省エネで動きたいし、サボりたいんだそうです。

まず、『脳ミソ』という臓器は、生きていく上で必要な1日分のエネルギーの20%もの大量のエネルギーを消費するので、燃費が悪いんだとか。

それは、「もし敵に襲われた時、脳がすでに大量のエネルギーを消費していた(疲弊していた)場合、即座に判断して動けず、生き残ることができなくなるので、少しでもエネルギーを消費せずに温存しておきたい!」、という立派な生物としての生存本能で、仕方がないことだそう。

怠け者で現状維持が好きな脳ミソは、疲れたくないので省エネを望んでいて、変化も好まない!
人というのは、いつもと同じ内容を平和にくり返していたいし、そもそも変化を好まない!

ということだそうです…。

さて、ここで話を戻しますが、プロフェッショナルな人(になろうとする人)は、『努力』という言葉が好きというか、しんどくて、ツラいながらも日々努力しています。

プロと言われてイメージしやすいスポーツ選手を例にすると、「常に勝負・試合に勝てるようになりたい!」とか、「今度の大会でメダルを取る!」等の目標に対して、『練習』という努力をしています。

また、自衛隊やレスキューの人たちも、日々『訓練』という努力をしていますね。

『練習や訓練、修行等』というのは、良い結果を出せるようにするためのマインドや技法等の考動習慣を身に着けるためであり、良い結果を出せる考動を、意識せずごく自然に、いつでも当たり前に実行できるようになるためにやっています。

その道の専門家から質の高い指導を受け、その質の高い内容を当たり前レベルとして身に着けるために、何度も何度もたくさん実行しているのです(質×量の話)。

いわゆる、良い結果を出す考動の習慣化です。常に勝てるように、もっと良い結果を出せるように、自分自身を変えようとしているのです!

なお、イギリスの心理学者の研究によれば、人は、新しい考動を習慣化するまでに、『平均66日(18~254日)』を要するようです。

変えたい考動の内容や、人によってこの期間には差があるそうで、30日未満の場合もあれば、200日以上要する場合もあるようです。

それは、怠け者で変化を嫌がる脳ミソが、新しい考動習慣に慣れる、新しい考動がむしろ日常考動だと上書きされるまでに要する期間でもあります。

省エネで怠け者、現状維持が好きな脳ミソは、変化を好まない!
人というのは、そもそも変化を好まない!

ということですが、平均66日の努力で、今よりもっと良い結果を出せる人になれる、変われるのです。そして、少しでも若い時に、少しでも早い段階で良い結果を出せる考動習慣を身に着けた人と、まだ身に着けていない人とでは、アウトプット(出す結果)に差があるのです。

しかもそれは、時間が経てば経つほど、下記の図のように指数関数的な大きな差となるのです。

人は、それを成長と言い、プロフェッショナルと言う。

なので当社では、採用選考ではその人がこれまでどういう考動をしてきたか、どんな努力をしてきたかを確認するし、入社後も評価項目にしているのです。