当社の『求める人物像』ではなく『求めていない人物像』を書いていますが、その続きです。前回が『(組織で働くという視点を持って)良い結果を出せる人』の内容だったので、今回は『最善の結果に向かって、自ら考えながら動ける人』についての内容です。
当社では、仕事とプライベートのバランスを柔軟に取りながら、仕事もプライベートも両方とも最善の結果を出せるように、『フルリモート/フルフレックス』という、自分自身で働く時間と場所をコントロールできる環境、制度にしています。
ということは、自宅等において、自分で働く時間も決めながら働くことになるので、横を向いても後ろを振り返っても、上司や同僚は誰もいません。誰かが居たら恐怖の瞬間ですし、サボろうと思ったらサボることもできる環境なわけなので、自らをコントロールする(自律する)必要があり、セルフマネジメントが求められます。『最善の結果に向かって、自ら考えながら動けること』が前提となります。
よって、自らの解を持たずに他人に正解や答えを求めたり、指示待ち等で、自ら考えないとか動かそうとしない場合は、誰もあなたの働く時間や場所、考動を決めたり、コントロールしてはくれません。もし、あなたが自分で考えたり動かすことを求められたくない場合、当社で働くこと自体があなたを苦しめることになり、しんどくなるでしょうし、当社もそれを望んでいません。
ちなみに細かな例ですが、あなたがこれから取ろうとする考動や、今取っている考動が、顧客に貢献して業績を得るための起点ではなく、自分の好き嫌いや、自分の自由にやりたい等の自己の利益や都合による内容だった場合は、それは違うし、「当社では求めていない」となります。
また、もしあなたが「どうしたら良いですか?」と質問した場合、「まず、あなたはどうしたら良いと思う?どうしたい?」と聞き返されます。「AとBの、どちらで進める方が良いですか?」と質問した場合、「あなたはどちらが良い?」と聞き返されます。
他にも求めていない内容を細かく挙げればいろいろ出てくるかもしれませんが、『求めていない』の基準や内容はとても簡単で、『皆で協力し合って顧客に貢献し、会社という組織で果実を手に入れる。そして、その果実を協力し合った皆で分け合う』といった、こちらのブログで書いた当社がとても重視している考動指針や順位に合わない行為や、それを自ら考動しようとしない場合は求めていない、というだけなのです。
でも、自ら考動し、前に進もうとすると、何度も目の前に壁が立ちふさがり、簡単には進ませてもらえません。諦めずに前を向いて道を歩いていくことが大切なのことくらい、頭ではわかっているものの、なかなかに険しく困難な道のりなので、その度に心は不安に覆われ、折れそうになり、ツラく、何もかも投げ出したくなることもあります。だからこそ、一緒に壁を乗り越えながら歩んでいける(自ら考動する)仲間の存在と、お互いの支え合いが必要なのですねー。
そうやって、人は成長していくし、成長していける職場や仲間って良いですね。
