参加したイベントや交流会等で経営者や管理職の人たちとお話しする機会があり、人財採用について話題に出てくる内容を書くシリーズの第5回目は、私がこの会社を創業する前からお世話になっている、とある先輩経営者と話す中で出てきた内容を、ややキツメの言葉使いや関西弁の軽快なトークでお届けします。
どのような内容かというと、「学歴や経験等のいろんな求めたい要件はあるけど、最後はその人の覚悟の度合いやわ。覚悟を決めた人は強いから。」という話です。
覚悟という言葉だと何やら重たい印象を受けそうですが、どこまで真剣に深く考えて今回の選択を決断したかの話で、手に入れたいことをどれほど強く望んでいるかといった、その人の意思決定の姿勢のことでした。
たとえば、旅行だったり欲しいモノを買うためでも何でも良いのですが、何かしらの目的をかなえたい、手に入れたい、実現したいと思った時に、本人がそれに対してどれほどの覚悟というか真剣さや熱意、想いを持っているのかであって、その度合い次第で、以降の考動や結果が変わるという内容です。
絶対に留学したいとかであれば、留学するために必要な資金や留学方法を調べるやろ?もし資金が足りない場合は、どうやって用意する(貯める、借りる等)とか、いつまでに何円必要だとかの期限も出てくるやろうから、具体的な目標や計画等の実現方法を考えたりする。
さらに一番重要なことは、考えるだけでなく一つ一つを実行していくし、動き出してからも簡単には諦めへん!ところが反対に、『いつか留学できたら良いな~』くらいの軽い気持ちや覚悟の人は、言っているだけでやらない。
仮に動き出したとしても、その後に何かしらの壁にぶつかったり、自分の意に沿わないイヤなコトや面倒なコトがあると、すぐに先延ばしにしたり止めてしまう。酷い場合は、他人のせいにしたり、何かを言い訳してやらない自分を正当化する。諦めるのも早く、長続きもしないから当然に実現せず、物事を成せない。もちろん、人から信用もされなくなる。仕事もこれと同じ。
なのだと言うのです。それに、こんな話も付いてきました。
たまにね、『〇〇さん(その経営者のこと)は能力や経験、お金もあるから良いですよね。今の私にはスキルや経験もないし、そう簡単にはね~。』みたいに言う奴がいるが、もうその時点でアウト。
スキルや経験、自信や実績なんてものは、本人が“実行していく過程や、実行した後”に身に付いていくモノであって、誰しもが最初から持っているわけではない。無い中でガムシャラにやってきたから後で身に付いただけ。お金も、自分で貯める以外に誰かに借りるとか手段はいくらでもある。現時点で自分に“ない”のは、何もやってこなかっただけのこと。
覚悟もないのに、経験等がないとかの何かを言い訳にしていつまでもやらないから、何も身に付かないし、いつまで経っても欲しいモノが手に入らない。実現もしないだけの話や。
というのです。さらには…
居酒屋とかで、『こんなこと良いな、できたら良いな、あんな夢、こんな夢いっぱいあるけど~』と、部下や後輩に自分の夢や希望・願望を語っていたり、『俺も若い頃は〇〇したいって思ってた時があってさ~』と日本昔話をしている人も多いけど、結局は“やらない人”が大多数。
次に、実際にやり始めた少数の人の中でも差があって、中途半端な覚悟や気持ちで始めた人ほど途中で諦めてしまう。だから、いつまでも実績が出ていないとかイマイチな結果で終わっている。
一方で、覚悟を決めた人はやり続ける。簡単には諦めず試行錯誤する。そうしているうちに、自分以外の他の人が勝手に離脱していってくれるから、結果的に最後に残存者利益を受け取れたとか、たまたま自分だけが生き残ったから成功を手に入れられたってケースは案外多かったりする。ライバルが勝手に居なくなってくれるんやから。
小さなことでも良いので実現させたことがある人は、これらの経験則から『次もできる!』とか、『これもやれそう!』という感覚を持つし、やれるスキルみたいなものを得ている。やらない人や諦める人は、その過程や実現経験がないので、そもそもこの話を理解できないし、説明しても人の話を受け入れない。この差はデカい。
確かに。
従業員を採用する場合でも、“募集ポジションの経験者だけど、意欲や覚悟がイマイチな人”を採用するくらいなら、“未経験であっても、できるようになりたいとか、実現させたいと本気で覚悟を決めている人(かつ、何かを実現してきた経験があること)”のほうが成長可能性があるので、そっちを採用するわ。
と。
ハイ、もう納得のコメントです。今でも私自身の肝に銘じている姿勢であり、大切な教えになっています。
その後に、「で、最近のお前はどうなん?ふ~ん。そんなんで良いの?」と飲みながら詰められる…じゃなかった。アドバイスの時間が続くわけですが…。「オチはないのか?」とツッコまれそうですが、本日のブログは教訓めいた話だけで、閉店ガラガラ~とさせて頂きます。
