前回の記事では、企業の採用現場に起きた変化や与える影響を書きましたが、その続きで、採用マーケットの変化が企業側に影響を及ぼす内容について書きます。
ダイレクトリクルーティングといえばスカウトサービスが代表的ですが、「企業がスカウトサービス事業者の人財データベースを利用することで、候補となるターゲット人財に対して、企業から直接メッセージが送れる」というモノです。
スカウトサービスが登場する以前だと、求人サイトへ募集広告を掲載して、その求人広告を見た人からの応募を待つのか、もしくは人材会社へ依頼して、人材会社に候補人財を探してもらうやり方が主流でしたし、今も主流でしょう。一方で、それはその求人サイトが持つ人財データベースに求人を掲載することであり、その人材会社が持つ人財データベースにアプローチしてもらうという、間接アプローチでもあったわけです。
それが、企業側に人財データベースが解放され、自分たちでアプローチして良いですよ、となりましたが、これは大きな変化であり、チャンスです！
ただ、その人財データベースは人材会社も利用しているのです。企業の採用担当者にとっては、その解放された人財データベース内で、攻めることが得意な人材会社の連中とも同じ戦場で戦うことになったのです。これは、現役プロスポーツ選手と商店街のオヤジチームが同じ土俵で対戦するような状態で…。あ、表現が不適切で大変失礼しました。でも、これが今の採用マーケットの乱世状態でもあるのです。
そして、この解放されたデータベースを利用するぞと、攻めの採用体制・組織を作り始めた企業から、自社が求める人財へ直接アプローチし始めて、採用マーケットから人財を直接獲得し始めたのです。しかも、他の企業よりも先に良い人財を確保していくのです。これまた恐ろしい事に、人材会社よりも先に、人材会社へ依頼していた時よりも安価な採用費用で成功させていく。
データベースの解放は、採用マーケットに起きた大きな変化だと思っています。
今から30分間は、オペレーターの人数を増やして対応しておりますので、攻めの採用へと変化させたい企業からのお問い合わせやお申し込みをお待ちしております！
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