以前の『フルリモート/フルフレックスという働き方にした理由シリーズ3部作』では、当社がフルリモートとフルフレックスという2つの働き方を選び、制度を導入した理由を書き、最後の3部目では、「自分で働く時間と場所を決められる=自己裁量権を手に入れるということは、良い結果を出すという責任も伴う」、という話で終えました。
フルリモートとフルフレックスの両方の組み合わせで働ける会社というのは、日本に何百万社とある会社の中でもまだまだ少数のようですが、とてもフレキシビリティが高く、そうではないケースと比較すると、プライベートと仕事のバランスを取りやすくなります。
例えば、リモートワークによって、これまで通勤に要していた時間は不要になり、通勤時間分を他に充当できる。さらに、フレックスタイム制によって勤務時間も自分である程度コントロールできるようになり、今まではタイミング的に行えなかったコトがジャストタイムでできるようになる。
これらの『柔軟な働き方』を魅力に感じてもらえるようで、ありがたい事に求人を掲載したら多くの人から応募して頂けます。ただ、せっかく応募頂けているのにこんなことを言うのもあれなんですが、「ちょっと違うんだよな~」という応募者も多いので、当社では求めていない人物像も書いちゃいます。
『求める人物像』を書くケースは多いですが、『求めていない人物像』を書くのは珍しい。
そんなことを書いちゃうと、「お前は何様のつもりだ!」と炎上する可能性を恐れているのかもしれませんが、当社も炎上することを望んでいるのではなく、会社側も応募者側も、お互いに求める内容もあれば、求めていない内容もあるはずで、入社してから「こんなはずじゃなかった。違った!」とミスマッチとならないように、事前にお伝えしておいた方が良いと思うからです。お互いのことを理解し合う手段がコミュニケーションであり、対話だと思うので。
では、ここからは求めていない内容に入ります。当社の柔軟な働き方に魅力を感じて頂けることはありがたいし、それを得たいお気持ちもわかりますが…、という内容です。
当社では、仕事とプライベートのバランスを柔軟に取りながら、“仕事もプライベートも両方とも最善の結果を出せるように”との考えから、『フルリモート/フルフレックス』という、自分自身で働く時間と場所をコントロールできる環境、制度にしています。さらには、勤務間インターバル制度も導入して、一定の休息時間を確保できるようにもしています。昔から「カラダが資本」とは言いますが、ココロとカラダが健康でなければ、やりたいこともできませんので。
一方で、会社という存在は、皆で協力して商売を行い、儲けないといけない組織だと、以前のこちらの記事でも書きました。会社という組織には、そこに集まった従業員の皆が安心して生活していけるように、皆で一丸となって得なければならない、稼ぎ出さなければならない業績(各個人毎の業績と組織としての業績)があります。
なので、多くの会社では、それぞれ表現は違えど『良い結果を出せる人』とか『最善の結果に向かって自ら考えながら動ける人』を求めています。そして会社は、組織と個人の双方にとって最善の結果となるように、やりがいや働きやすさ等のいろんな要素を整備していきますし、そのバランスに苦悩するわけです。もっと業績を上げなければならないし、でも皆の働きやすさや満足度も満たさなければ…と。
それは当社も同じです。
で、ここで先ほど書いた「ちょっと違うんだよな~」が登場します。では、さらに『良い結果を出せる人』に関係する内容へと踏み込みんでみます。が、それは次の記事で~。
