前回のハローワークに求人を出しても採用に結びつかない、というのは本当なのか?の記事で、当社はハローワーク経由で人財獲得に成功していることを書きました。ハローワーク応援企画の第2弾というわけではないですが、ハローワークのことを知れば、もっと採用できますよという話です。
ハローワーク側でもいろんな対策を講じており、『ハローワーク総合評価』といったマッチングに対する取り組みや実績を公表しています。例えば、こちらは福島労働局が出している令和6年度の資料ですが、この資料は各都道府県労働局単位で出されているようです。
全国のハローワークで共通して取り組んでいる指標や、ハローワークごとに地域の雇用課題に応じた重点取り組みについて書かれていますので、皆さんの各事業所を管轄するハローワークでは、何に対して重点的に取り組んでいるのかがわかります。
ちなみに、全ハローワークに共通して取り組んでいる指標を見ると、ハローワークの職員も、求職者の就職件数や企業から受理した求人をどれくらい決めるか等の数字を追っているのですね。
そして、そのために何をするか?どんなアクションを取るかについても書かれていて、『職員による事業所訪問』という取り組みでは、ハローワークの職員が実際に皆さんの工場等の事業所に来て、働く現場を見る活動もあります。
実際に、当社がご支援している企業でも、管轄するハローワークの職員が訪問してくれまして、事業所を見学されました。その効果として、ハローワークの職員としても企業の理解が進み、職場環境や仕事のイメージが湧き、求職者に説明・紹介しやすくなったようです。そして、ハローワークからの応募者は増え、採用に至っているのです!
本当に、ハローワークに求人を出しても採用に結びつかないのでしょうか?
企業から受理した求人を少しでも多く決める!
就職したい求職者を少しでも多く就職させる!
ハローワークも頑張っているのです。
求人を出す企業側のハローワーク利用方法に、まだまだ工夫や改善の余地があるのかもしれません。