前回は報酬制度に関する基本的な考え方と、毎月の給与について書きました。今回は、どうやったら給与が上がるのか?について踏み込みますが、そこには、評価制度が関係してきます!
当社の評価制度については、こちらの記事を第1回としたシリーズ記事を参照ください。
評価制度のシリーズ記事ではポイント制についても触れていますが、このポイントが関係してきます。まず、半期で獲得したポイントの総合計によって、SとかAといった総合評価が付いて、その1箇年(半期2回分)の総合評価を元に、月額給与(基本給)が上がるのか、維持なのか、もしくは下がるのかが決まります。
1箇年(半期2回分)ずつで見て、A以上(SまたはA)が2回連続あれば昇給となるイメージです。しかも「1箇年(半期2回分)ずつ」という表現なので、以下の図のように、半年毎に昇給する可能性がある制度にしています。

「2024/10/1~2025/3/31」の半期と「2025/4/1~2025/9/30」の半期の1箇年で見て、A以上(SまたはA)が2回連続あれば昇給となる。さらに「2025/4/1~2025/9/30」の半期と「2025/10/1~2026/3/31」の半期の1箇年で見て、A以上(SまたはA)が2回連続あれば昇給となる。といったように、半期ずつズラしていって1箇年を見ていきますので、最短で半年毎に昇給する可能性があるということです。
こりゃ~、チャンスがあってワクワクしますね。
あれ?下がることもあるの?
はい、信賞必罰の考え方は忘れてはいけませんので、C評価が2回連続(半期でC、次の半期でもC)となると、降給となる場合があります。が、必ず降給するわけではなく、本人との面談等も加味して最終判断します。
『継続的に出た結果』を、年収の基礎的ベースとなる月額給与(基本給)に反映させる制度にしています。
