当社の事業は、企業側に立った人事領域のサービス

前回の「ルートファクトリーという社名について」のブログでは、当社の社名に込めた想いで『お客様の明るい未来のために新しい道を創って貢献する』と書きましたが、当社はどのような事業を通じてお客様へ貢献するのかと、その立ち位置について少し触れてみます。

当社は、製造業のようにモノを製造して販売したり、金融業のようにお金を貸したりするわけでもなく、ヒトの領域で事業を展開しています。経営の3要素である『ヒト・モノ・カネ』の中の『ヒト』ですね。

同じヒトに関する事業でも、企業側に立つのか、個人側に立つのか等でいろんなことが異なりますが、当社は、就転職したい個人(求職者)に対するサービスではなく、良い人財を採用したい、入社後早期に定着してもらいたい企業側(求人企業)に立ったサービスを展開しています。

さらに言えば、エージェントと呼ばれる人材紹介業のように、求人企業と求職者を仲介する立ち位置でもありません。

企業に対して、その企業が求める人財の獲得と定着を支援しています。その企業が求める人財の獲得と定着を支援することで、「ありがとう!助かったよ。」という感謝の言葉と、売上という謝礼のお金を頂戴しています。

当社のお客様は企業であって、その企業が求める人財の獲得と定着を、その企業の人事の一員として加わって支援していますので、まずはご自身が立ちたい位置と同じなのかを照らし合わせてみてください。

ちなみに、企業側に立ってやりたいとして、これまでのご自身の経験が企業側(採用する企業の人事経験という意味)や仲介側のいずれであっても、どちらでも活かせます。

企業側の人事経験があれば、顧客企業の内部ではどのような思考や状況が起こりやすいか、どのような社内の業務プロセスや決裁プロセスがあるのかも理解しやすい。また、企業が人財を採用するということの意味、入社後に起こる苦労や労務問題も経験済み、理解済みなことが多く、その経験を大いに活かすことができます。

企業側ではなく、両者を仲介する側に立っている場合であれば、求人企業の担当、求職者の担当、その両方を両面型で対応している等があるでしょう。

いずれの立場にしても、企業が求める人財を採用したいなら(就転職したい個人を動かすには)、どのような情報を発信し、どのような考動を取らなければならないのかについて、とても多くの失敗や成功の事例、もどかしい想いを持っているのではないでしょうか。

また、多くの求人企業と求職者を仲介してきたからこそ、採用マーケットに存在する多くのプレイヤーの動きがわかっている。そして、今度は自身が仲介事業者等に依頼する立場となりますので、どうやったら相手が動いてくれるのか(もしくは対応してくれなくなるのか)もイメージしやすく、採用マーケットを知っていることと、その中でどう動けば良いかの経験や知見が活かせます。

それぞれにこれまでの経験や知見を活かせる部分があり、それらをベースに新たに学んでいただくことも多いのです。

あなたのその経験を、当社で活かしてみませんか?