「良い人財を採用したいのに、ここ最近は採用できなくなってきた…」と、頭を抱えるお声が増えています。「応募が、まったくない…」という場合もあれば、「応募はあるけど、求める人財ではない…」という場合や、「求める人財からも応募はあるけど、選考途中で辞退される…」等で、苦戦していると。
国内では人口減少と少子高齢化が同時に進み、特に大都市圏以外ではその影響も深刻で、働き手は減る一方…。タクシーアプリのCMではありませんが、「じゃあ、どうする?」となるのですが、打ち手を考えるその前に…
ねぇねぇ、なんで良い人財が採用できないの?
なんでぇ?
「ボーッと生きてんじゃねえよ!」と怒られそうですが、それは、求職者から「入社したい!」と思ってもらえていないからぁ~!
今回はさらにざっくりと3つに分解して言えば、
・ターゲット(自社が採用したい人財)が世の中に存在していない
・世の中に存在しているターゲットから振り向いてもらえていない
・振り向いてくれたターゲットと相思相愛になれていない
からです。採用業務をまったくやれていない、という理由は除いています。
「応募が、まったくない…」とか、「応募はあるけど、求める人財ではない…」という結果になっている場合、ターゲットがそもそも世の中に存在していない『ツチノコ探し』になっているのか、世の中に存在しているターゲットから振り向いてもらえていないのか、です。
「求める人財からも応募はあるけど、辞退される…」という結果になっている場合は、せっかく振り向いてくれたターゲットと相思相愛になれていない状態ですね。
肌感覚ですが、求職者からの知名度が高いかつ好印象を持たれている、いわゆるブランド力がある企業では、このターゲットと相思相愛になれていない状況なことが多いです。
まずは、今の採用できていない結果を生んでいる要因を洗い出し、それを解決できる打ち手を実行することなのですが、意外にも、要因を分解してまで分析されている企業は少ない印象を受けます。
「応募はあるけど、求める人財ではないんだよね」までで終わっていて、せっかくの打ち手が外れていることも多くて、もったいないなぁと感じることも多いです。
自社の現状を分析される際の、一つの考え方として参考にされてください。