当社は、何を一番大切にしている? その2

当社が何を一番大切にしているかについて、具体的に書いていきます。前回の記事で、会社という形があるようで形がないモノに対して、経営者が何を目的に経営しているか、運営しているかという話だと書きました。経営者が何を目的に会社を経営しているかで、大切にする内容や順番も変わってくるからです。

そして、当社が一番大切にしていて、実現したい、目指していることは、当社に集まった個人がそれぞれ仕事もプライベートも充実した人生を過ごせていることであり、それがずっと続いていくことです。簡単に言ってしまえば、幸せをずっと実感できて、皆がイキイキと楽しい状態を目指しているってことですね。私も、あなたも、隣のあの子も幸せな状態。いやいやそれは言い過ぎだろう。ますます怪しく感じてしまう…。でも、そういうことです。

経営者が会社を経営する目的と言えば、こんな不便を解消して世の中をもっと良くしたい!といった公的な場合もあれば、有名になりたい、上場してお金持ちになりたい等々の私的な野望や夢みたいな内容もあります。家族のためとか、先代が残したこの会社を…みたいなのもあって、経営者によっていろいろあると思います。

私はどうなのかと言うと、会社員時代の30代の前半頃までは、地位や名誉にもある程度の興味はありましたが、いざ会社を興して経営し始めて、さらには子供が生まれて家族が増えると、いつのまにかそれは消えていました。むしろ、家族と楽しく過ごす時間をもっと増やしたい。もっとゆとりのある生活をしたいと思うようになりました。家族の誰かや自分自身が、「あれ食べたい、これ欲しい、それやってみたい」と思ったコトを、「無理だ…」ではなく選択できること。思いついた時に即実行できる自由とゆとりに憧れ、得たいと。今はそれらを手に入れるために経営していますし、私の働く理由にもなっています。

ふと、このような気持ちを、似たような想いを持っている、何かを手に入れたいと思っている人は多いのではないかと。でも、今の環境ではそんなことは夢物語だと諦めているというか、今の自分の考動を変えずに、現状のままで延長戦を過ごしているのではないかと。

であれば、自身が持つ願望を手に入れられる、その充実感や幸せを実感できる会社を目指すことにしました。自分が叶えたい、手に入れたい何かしらの想いや願望を持ち、実現したいと自ら考動する仲間が集まって、皆で協力して実現していく会社を。皆で協力して果実を手に入れて、手に入れた果実を分け合う。その分配割合は、人事制度に則って公平に。そして、個人に分配された果実で、それぞれ自身の叶えたいこと、手に入れたいことを実現していくと。

何やらドキドキ、ワクワクしてきませんか?
皆さん、力を貸してください。