人事・総務
友松 亜弓 様
内部従業員では人手が足りなかったことと、キャリア採用の専門的知見をお持ちの方の力を借りたかったことが理由です。
当社は、2023年4月に武田薬品工業株式会社から会社分割によって誕生した会社です。従業員数は30人強、人事総務担当は私一人で、人事総務機能の立ち上げを担っていました。そのため、採用業務以外にも様々な人事総務オペレーションの構築が必要であり、細かな調整業務が発生する採用業務を担う人手が足りませんでした。
私自身は、前職では新卒採用の経験はあったのですが、キャリア採用の経験はありませんでした。キャリア採用では候補者の経験が我々の求めていることにマッチしているかが重要であると感じており、新卒採用とは大きくやり方も異なることから、専門性がある方の力を借りたいと考えておりました。
その中で、武田薬品時代より成果を出してくれていたルートファクトリーへ継続してお任せしたいと考え、導入に至りました。
当初は、採用に関わる様々な対応の印象が悪いと採用にも結び付かないため、外部の方にそこを任せるのはどうか不安な気持ちがありました。しかし、ルートファクトリーは応募者や人材紹介会社等外部とのやりとりも丁寧で、スピード感をもって対応いただいているので、安心でき、信頼しています。
各部門からは「どこまで頼って良いの?」「どこまで情報を開示しても良いの?」という問い合わせは来ていました。それに対しては、「採用業務についてはすべてお願いしていますので、全部伝えていただいて大丈夫ですよ」と回答していました。選考の進め方や人材紹介会社とのやり取り等、部門と直接すり合わせを行う時間を多くとる中で、次第に部門の方々にも安心いただき、今は私が入らずとも直接やり取りしながらスムーズに進めてくれています。
「提案型」なところがとても助かっています。例えば、人材紹介会社向けにアイパークの施設を知ってもらう見学会を設けたのですが、それもルートファクトリーからの提案でした。以前は人材紹介会社からの紹介数が少なく困っていたのですが、施設を知ってもらえたことから、紹介数がぐんと変わったと感じています。また、説明会についても人材紹介会社全体に向けて一斉に実施をするだけではなく、1社ずつ個別で実施する等、その都度提案をいただきました。
採用に苦戦するポジションもありましたが、「ターゲットにリーチした求人票になっているのか?」という点、アドバイスもいただきました。それまでは私たちも、どういったキャリアを重視するかと面接でも悩んでいた部分があったのですが、求人票を書き換えた後は、どういった基準で合格を出すかが明確になっていったので、そこもよかったと感じています。立ち上げ初期ということもあり、「面接の順番はこう変えていきたい」「こんなルールを追加したい」といったこちらの要望にも柔軟に対応いただいており、大変助かっています。
私も中途採用で入社をしたのですが、その際対応してくださっていたのがルートファクトリーの方でした。当時は社内の方だと思い込んでいたので、入社後RPOだと知り驚いたのを覚えています。対応がスピーディーで、こちらのほしいタイミングで返信が来たり、内定後の提出物に関する説明もとても丁寧でわかりやすかったので、違和感なく社内の方だと感じていました。社員だと間違うぐらい責任を持って全うされていたのが、候補者としても感じるところでした。
「この採用担当者は会社のことをよく知らないな」と感じてしまうと、志望度が下がったり違和感を感じてしまいますよね。採用されるまでのフローは候補者として大事で、良い印象がないと志望度が高まりませんので、そこもルートファクトリーの強みだと感じています。
期待の中心である、スピード感、専門性、実行量については、今も持っていただいているので、その点はこのまま継続いただけるとありがたいと思っています。
それにプラスをするのであれば、昨年1年を思うと母集団形成がうまくできず採用が長期化したポジションもありましたので、そこに対して、例えば採用の進め方を効率化する方法や、最新の採用の仕方をもっと教えていただければと思っています。採用や面接の仕方にも流行があるかと思いますが、我々では中々情報を全て取得することは難しいと感じていますので、人材業界の中での最新の情報を教えていただけたら嬉しいです。他の企業様も担当されていらっしゃるかと思いますので、その観点で「こういう風にしたらより効率的になる」「こういう風にすればより質が高くなる」といったアドバイスもあればお願いいたします。
私たちももっと、求める人材や、「今後会社としてこういう風にしていきたい」という事業計画も含めてお話をさせていただきたいと思っています。
産業ファンド投資法人、武田薬品工業株式会社、三菱商事株式会社を主要株主として、2023年に事業を開始した会社です。2018年より武田薬品が担っていた湘南ヘルスイノベーションパーク(神奈川県藤沢市)の運営事業を2023年に承継し、施設の運営・管理のほか、イノベーション創出促進、技術交流・研究連携促進など、ライフサイエンスエコシステムの構築・活性化のための事業を行っています。現在施設内には、製薬企業のみならず、次世代医療、細胞農業、AI、行政などの企業・団体が集積し、約180社、2500人以上(2024年4月現在)の企業・団体が集積しています。
※写真は湘南ヘルスイノベーションパークの建物です
「うちの場合はどのような業務分担が可能?」「興味はあるけれど費用は?」
と気になった方、是非お問い合わせください。